日常生活でありがちな言語聴覚士のあるあるネタ

言語聴覚士の仕事をしていると、職場での癖が日常生活で出てしまうことがあります。言語聴覚士として働いている人の「あるある」にはどんなことが挙げられるのでしょうか。

プライベートでは、食事をしている時に他の人の嚥下音が気になるという人が多いです。特に、自分よりも年上の人の嚥下音が大きいときちんと咀嚼できていないのだろうかとか、口が閉じ切れていないのかも、などと気になってしまいます。食事の時にむせ込む人を見た時も、何が原因でむせたのかを考えてしまいがちです。
また、「話す」ことに関しても普段から支援を行っているため、他人の話し方が気になるという人が多いです。仕事で、患者さんの話をしっかり聞くようにしているので、その癖が出てしまうのでしょう。その他に、声が大きくなりがちだとか、リアクションが大きくなりがちといったあるあるもよく耳にします。

業務中では、管理栄養士や歯科衛生士と仲良くなりやすいでしょう。食事の形態や口腔ケアの相談をよくするので、話す機会が増えて親しくなっていくケースが多いとされています。
仕事中は、お昼の休憩時間が遅くなりやすいのも言語聴覚士あるあるかもしれません。食事介助や食事評価の記録をしていると、自分のお昼ごはんが13時半や14時になるのは当たり前のようになっています。お腹は空きますが、この時間だと食事に出ても空いていたり、職場の休憩スペースも空いてたりするので、ゆっくりできるのは魅力かもしれません。人によっては、慣れてしまえばこの時間帯のほうがいいなと思うようになるでしょう。